本記事ではNieR;AutomataとNieR;Replicantのネタバレが含まれているため注意。
↓NieR新作ゲームのDLはこちらから↓
前置き
NieR;Automata(ニーアオートマタ)のタイトルの意味を考察するにあたって、前作のNieR;Replicant(ニーアレプリカント)の結末を知っておくとより理解が深まるだろう。
故に以前NieRシリーズの時系列について考察した記事があるのでそちらもチェックしてみてください↓
タイトルの意味を考察する
冒頭に付いている『NieR』とは何か?
NieR;Automataの『NieR』とは、前作に位置付けられている『NieR;Replicant』の主人公の名前『Nier』が由来となっている。
しかし、NieR;Automataの作品内には『Nier』は登場してこない。なぜか。
理由は、前作『NieR;Replicant』のDエンドで『Nier』は存在を消されたからだ。
それでもオートマタの冒頭には『NieR』という文字が加えられている。
これは『NieR;Replicant』の続編が『NieR;Automata』であることを単に示しているだけで無く、今は誰の記憶の片隅にも存在していない主人公『Nier』という存在があったからこそ、オートマタの物語が幕を開けたことも同時に示しているのだ。
※主人公であるNierは無自覚であったが、結果的に人類を滅ぼすきっかけを作ってしまった。この事実こそがAutomataに繋がる要因となっている。
『Automata』の意味とは?
オートマタとは自動人形の意味である。本作をプレイした方であれば意味が分かると思うが、本作は異星人の侵略によって人類が月へと追われた未来の地球を舞台に、地球の奪還を目指す人類側が製造したアンドロイド兵士と、異星人が製造した兵器・機械生命体との戦いを描いている。
人間を守るために作られたアンドロイドがそのプログラムに沿って動く様子から『Automata(自動人形)』というタイトルを付けたのだと考えられる。
NieRのNとRが大文字の理由は?
ネット上ではこの議論があまりされていないように見えたので、少し調べて一つの結論を得ることができた。
結論から言うと、ロゴに関するデザインの選択に過ぎなかった。
つまり見栄え重視で『NieR』としたのだ。これはゲームディレクターである『ヨコオ』が言及しているため間違いないだろう。
しかし、機械生命体から地球を奪還するために派遣された部隊『YoRHa(ヨルハ)』におけるロゴにはある秘密が隠されていると『ヨコオ』は言及している。※気になる
おまけ
・当初のタイトル名は『NieR;Androids』を予定していたが、略称泥としておなじみの『Android』が商標の関係で利用できず、代わりとして複数の候補を挙げた上で選ばれたのが『Automata』であった。
・NieR 2といったようにナンバリングしなかった理由については、ゲームディレクターの『ヨコオ』が「前作に触れていなくても問題なく遊べる内容になっているため」と明かした。
↓NieR新作ゲームのDLはこちらから↓
参考にした資料
『NierReplicant』 公式設定資料集
『NierAutomata』公式設定資料集
フィギュア
コメント